昔は、20歳を過ぎると結婚をするのが当たり前でした。
1970年代までは、多くの女性が20代の間に結婚するのが普通で、30代前の未婚率は約20%ととても低かったんです。
つまり、20代の10人中8人は結婚しているという状態だったんですね。

 

未婚率に変化の兆し

ところが、2000年ごろから未婚率には大きな変化が現れ始めました。
未婚率が少しずつ上がっていき、既婚率は少しずつ下がっていくという数字が出始めたのです。
そして、2010年に実施された国勢調査では、20代後半女性の未婚率が約60%となり、既婚率との割合が逆転したんです。
特に、20代後半から30代前半までの、いわゆる結婚適齢期と言われる年代の女性の未婚率が急増しています。

 

未婚率が増加した理由は、いろいろありますが、やはり経済状況の変化が一番大きな影響を与えています。
フリーターや契約社員の増加で、男性の収入が不安定になり、結婚が出来ないということ。
結婚をすれば、共働きだとしても男性の収入が主体となるのが一般的です。
その男性の収入が安定していなければ、結婚生活が成り立たないので、男性が結婚に消極的になってしまうんですね。
女性の社会進出によって、男性との収入の格差が減り、結婚して養ってもらうという必要性が減ったということ。
また、それによって、女性が自分のライフスタイルを楽しむようになりました。
つまり、結婚をして子供を産んで育てる、というようなことに対しての憧れを抱く女性が減ったんですね。
他にも要因はあるものの、未婚率は未だに改善されていないのが現状です。

 

お見合い結婚は離婚率が低い

一般的には、お見合い結婚よりも恋愛結婚の方が離婚率が低いと思われています。
確かに、恋愛結婚の方が主流なので、そういうイメージになるのは当然かもしれません。
それに、なんの意識もなくお互いに恋をして、それが結婚に繋がるのですから、離婚率が低いと思ってしまうでしょう。
だけど、意外なことに、お見合い結婚と恋愛結婚のそれぞれの離婚率を比較すると、
お見合い結婚の方が離婚率が低いんです。

 

どうして、お見合い結婚の方が離婚率が低いのか。
それは、結婚というのは、何もごまかすことが出来ないからなんですね。
恋愛をしている間は、相手に対して見栄をはることも出来ますし、自分の性格をごまかしたりすることが出来ます。
もちろん、恋をしているのですから当たり前ですが、結婚をしたら見栄もごまかしもききません。
一緒に生活をしていくのが結婚なので、恋愛とはまったく違う面が見えてしまうんです。

 

その点、お見合い結婚は最初から結婚ということを前提に出会います。
結婚に関する条件も事前にちゃんと提示しあい、お互いが納得した上で結婚をします。
結婚してみて、経済力がないことを知った、家事が全く出来ないことを知ったなんてことはありません。
つまり、結婚してからのギャップがありませんし、幻滅してしまうこともないんですね。
また、お見合い結婚の場合、熱烈で盲目な恋愛と違い、結婚をしてから愛を育むための努力をします。
相手を思いやったり、理解をしようと言う気持ちが強いので、お見合い結婚の方が離婚率が低いのでしょう。